池田文夫さん夫妻 ヨーロッパ旅行記
         ・・・2012年10月

ロンドンに着くとすぐローマへ。その日はまずまずのホテルに泊まり、熟睡。

ホテルでバイキングの朝食をとった。日本と異なったのは牛乳とコーヒー。牛乳はローファットの低脂肪乳。やっぱり普通の牛乳がいい。

コーヒーは日本のファミリーレストランのような機械式。ブレンドコーヒーの表示がなく、アメリカンを押したらこれがブレンド。アメリカンといっても薄くなく濃いだけでコクがなく、コーヒー依存症の私にはまいった。これも3都市同じだった。

観光はトレビの泉、スペイン広場、真実の口、ヴァチカン市国(サンピエトロ寺院とヴァチカン美術館)。

35年前はジプシーの子供たちが金をくれとねだって怖かったが、今回は無理やりねだる姿はなかった。

治安は良いと感じたが、日本人のガイドさんはひったくりやすりに注意としつこいほど注意。
真実の口

トレビの泉スペイン広場は人盛り。最近中国人の富裕層が多いとガイドさんは言っていたが、やはり日本人と欧米人が多かった。

トレビの泉では誰でもするように、後ろ向きでコインを投げた。(右写真)

スペイン広場では、「ローマの休日」の映画で有名なジェラートを食べようと思ったが、35年前と違って広場の近くにはジェラードは売っていないとガイドさん。35年前のように広場では食べられなく、広場に行く途中で食べた。

ヴァチカンでは35年前にはサンピエトロ寺院の広場だけだったが、今回は寺院や美術館に入り、ルネッサンス時代の天才、ミケランジェロの壮大な壁画や天井画を見た。

またラファエロの絵にも見入った。
ヴァチカンの天井画

5年前と変わっていたのは観光客の多さとテロ対策での警備の厳重さ。ヴァチカンでは寺院に入るのに私たち日本人ツアーは安心されて簡単な検査ですぐに入れたが、一般の人は厳重な検査。

見学者がずらり並び、1時間、2時間待ちのよう。トレビの泉やスペイン広場でもこんなに人が多かったかなと思い、古いアルバムを見たが、サンピエトロ寺院もトレビの泉もスペイン広場も人影は少い。イタリアはヨーロッパ危機の発生源と騒がれているが、観光収入は多いと思った。ただ、スペイン広場付近で、物乞いをする老婆を2人見た。
35年前にはなかった「真実の口」に立ち寄り口に手を入れたのはよき思い出。

ただし、35年前にはコロッセオの中に入れたが、今回はバスを降りての写真撮影だけ。

またカラカラ浴場も車窓からだけだったのがやや不満。
トレビの泉で林田アナと

トレビの泉でコインを投げる

名物のジェラードをほおばる私

ホテルでの夜、イタリアワインでもと思ってバー兼ラウンジへ。赤ワイン1ボトル頼むと2009年産のワインが出た。

値段を聞いてからでないと飲めないと思い値段を尋ねると、何とポテトチップ、ピーナッツの大盛り付きで15ユーロで日本円約1500円という安さ。

ワインも私好みでまろやか。日本では5000円以上はするぞーと、大喜びの夜。

飲んでいると次々にツアーのメンバーが来て盛り上がり。翌日以降は強行日程のため疲れたのか、ホテルのバーまで来て飲むという元気な人はいなかった。



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