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 クルーズにたどり着くまで-2012年4月〜2013年6月


これまで飛鳥Uで5回のクルーズを体験しました。
このとーく会ホームページでは4回目までご紹介したのですが、5回目はありませんよね。

実は2010年10月31日から2泊3日で博多港から金沢に行くクルーズに参加しました。
しかし、その時は台風並みの強風で、普段はほとんど揺れない飛鳥Uがものすごく揺れて、 私はひどい船酔い。食事もできませんでした。
船は金沢に着いたものの、3時間で出港することになり、上陸できず。
予約したタクシーにもキャンセルを入れて何もしないまま博多港に戻ったのです。

それから2年間はクルーズに参加しないでいたところ、いつも一緒に行く友人から「外国船だ けど北海道に行くクルーズがあるから。」と誘われました。
旅行費用は同じぐらいの日数で同程度の客室のランクで比較すると、飛鳥Uの1/3です。
なぜこんなに安くできるんだろうと思いました。

私、九州や関西までなら自分の車で旅行ができるんです。マイカーなら荷物を運ぶ心配も階 段の上り下りもないので、私には楽なんです。
でも北海道は遠いし、広いし自分の車で行くわけにもいきません。

客船はその点、楽です。荷物をスーツケースに入れたり出したりしないでも、寄港地で観光し てまた船に戻ればいいわけですから。
ホテルも、食事も船に戻ればすべて提供されます。

旅行会社に申し込みをしたのは昨年の4月でした。1年以上前です。早く申し込んだら少し割 引があったような気がします。
今回のクルーズ仲間は4人。ユミコさん、ミドリさん、ノリコさん、私。
この仲間はこれまで2人とか3人、4人で参加できるときに一緒に行ったのですが、今回は4 人が揃いました。
長崎からは私一人、埼玉から二人、後の一人が栃木からです。

でも1年以上前から申し込むとその日までがプレッシャーです。誰かが行けなくなると、キャン セルの日によっては旅行代金が戻ってきますが、残された人の負担が1.6倍から2倍になりま す。
ですから、他の人に迷惑をかけないよう、病気やけがをしないように細心の注意を払って生活 をしてきました。

「こんな豪華客船で10日間も旅行するんだから、みなさんお気楽な主婦なんでしょう!」と思 われるでしょう?
でもみんなこれに行くために頑張ったんです。
私は、父がグループホームに入所しましたので、現在は母と二人暮らしです。
この旅行期間中に母が90歳になります。
母も最近は一人でいることに不安を口にしていました。ですから、言い出すのに勇気が要りま したが、旅行先がほとんど日本なので、電話できるときは電話をし、市内に住む弟にも毎日顔 を出してくれるように頼みました。
ユミコさんはご主人の経営する会社の仕事をしていますので、「帰宅したらすぐに給料支払い をしなければ・・」と言ってましたし、ミドリさんも洗濯機や電子レンジの操作もしたことのない ご主人のための準備が大変でした。
ノリコさんもご主人一人置いてきてるし、仕事も持っているので、10日間のお休みを確保する のは大変だったようです。

クルーズ船は船内で過ごすドレスコードが決まっているんです。
昼間はカジュアルでいいんですが、5時以降は「フォーマル」とか「スマートカジュアル」とか指 定されます。
「フォーマル」は結婚式や披露宴なんかに着る服で、「スマートカジュアル」はレストランや観 劇に行くような服です。
10日間ものクルーズは初めてで、それだけの服、靴、バッグ、アクセサリーと準備すると、大 きなスーツケースにも入りきれません。
旅行鞄、もう1個買おうかなとも思ったのですが、こんな長い旅行はもうしないだろうと思って 思いとどまりました。
1個は乗船数日前に宅配便で船に送り、少し小さい旅行鞄を持っていくことにしました。

私にとっても、もう一つのハードルは、横浜出港、横浜帰港です。
これまでは長崎の松ヶ枝岸壁や博多港からのクルーズばかりでしたので、そこまで自分で行 くことができました。
今度は飛行機に乗らなければなりません。
予約はネットで。でも予約したチケットをどうやって受け取るかも知りませんでした。
長崎空港までマイカーで行って、空港の駐車場に止めるということに決めていたのですが、昨 年11月に買った新車。11日間も自分の目の届かないところに置くのもちょっと不安でした。
ということで、知り合いに長崎空港への送り迎えをお願いしました。
先日ホームページでお知らせしましたように、羽田までは熊丸さんと杉山さんが迎えに来てく ださいました。


三菱造船所で作った「ダイアモンド プリンセス」を所有するクルーズ会 社が日本を回るクルーズに乗り出し たのです。


事前にドレスコードについて説明さ れたものが送られてきます

 横浜-2013年6月14日(金)


乗船当日、埼玉の二人は、娘さん運転の車で横浜港へ。私は電車で栃木から来たノリコさん がホテルまで迎えに来てくれて、タクシーで横浜港大桟橋ターミナルへ。

ここで車椅子レンタルの会社の方と会いました。飛鳥Uでは障害者には船にある車椅子を貸 してくれて、そのまま観光にも出られたんです。
しかし、今度の船は「車椅子は、自分で用意してください。」との事。
普段使っていませんので横浜港のすぐ近くに事業所がある、介護用品を扱っている会社から レンタルすることになりました。
レンタル料1か月で2千円とのこと。持ってきてくれて、返す時も来てくれるとのこと
1か月で2千円は安いと思いました。

長崎の松ヶ枝港の客船ターミナルも最近新築されてきれいになったんですが、横浜港のは大 きい建物ですね〜。
もう乗船客でごった替えしていました。
埼玉からはご家族が3人も付き添いで来ていました。客船を見たかったんでしょうね。
私たちは旅行会社のブースで受付をして、税関の手続き。外国船なので乗るときからパスポ ートが必要です。

それが済むと別のブースに案内されます。
ロシアのコルサコフにも寄港するのですが、そこでの予定を聞かれます。
私には、「船は岸壁に接岸できず、ボートで入国するので乗客の安全を考慮し、障害者の方 は下船できません。」と事前に手紙が来ておりました。
あとの3人はショアエクスカーション(観光)に参加することにし、19.5ドルの”ちょっとだけ観 光”を申込みました。

そこまでやってやっと乗船。

乗船口は2か所。1か所は階段ですが、もう1か所はスロープでした。もちろん私はスロープで 入れてもらって、そのまま客室まで案内されました。
客室はバリアフリー対応の8階の部屋。飛鳥Uには4部屋しかありませんでしたが、この船 はもっと多くて30部屋ぐらいあるようです。(旅行費用は同じです。)

D311という部屋の前で右のクルーズカードで部屋を開けようとしましたが、エラー。同室のユ ミコさんのもエラーで、ルームサービスの方のカードで開けてもらいました。
クルーズ期間中、私のカードは5回エラーになり、そのたびにパッセンジャー(フロント)に下り て処理してもらわなければなりませんでした。結構、面倒!!

もう2時になっていましたが、ブッフェレストランで昼食。ちょっと味付けが塩辛いのに閉口。

3時40分から早速、避難訓練ですって。部屋に戻り救命胴衣を持って、指定された場所に集 合です。ユミコさんが車椅子を押しながら救命胴衣を2人分持つことは不可能です。
ルームサービスの男性が迎えに来て、手伝ってくれました。
本当に避難するときはきっとスムーズには行かないな!その時は、エレベーターも使えない わけですし。救命胴衣のつけ方、避難の仕方の説明が長くて眠くなりました。

部屋に戻り、荷物を出してクローゼットに入れます。
ユミコさんは和服を着ることを趣味にしていますので、たくさん持ってきていました。

夕方5時、いよいよ出港です。飛鳥Uではデッキでシャンパンを飲みながらテープを投げて見 送りの人に挨拶をしていましたが、そのような行事は全くありませんでした。

夕食は2部制で時間が決められています。500人ほど入れる大きなダイニングが二つあり、決 められた時間、決められたテーブルで食事をしなければなりません。
私たちは5階のダイニングで7時45分からでした。
自宅では毎日5時半から夕食。7時45分からの食事はつらい!!
私以外の3人は、早速和服に着替えます。

近くの5つぐらいのテーブルはクルーズ中、同じウエイターが担当になります。
右の写真のエスティヴァンさん、私たちの担当でしたが、日本語は片言。でもジョークが効い て、楽しい人でした。
メニュー(日本語のメニューなんですが)を見てもどれがいいのかわからないときは、「エスティ ヴァンのお勧めは?」と聞いたら教えてもらえました。

さて今日はいろんなことがありました。お風呂じゃなかった、シャワーを浴びて休みましょう!

もう2時になっていましたが、遅めの 昼食です。
ハム・ソーセージが塩辛いです。
高血圧の方注意です!
乗船最初の行事が鏡割り。
日本人客を意識した行事なんでしょう ね。
一人に1枚与えられるクルーズカー ド。部屋の鍵にもなり、身分を証明す るものでもあります。
船内の買い物はこのカードを提示し てサインすると、クレジット決済されま す。
上下船の場合もスキャンして管理し ています。
重ばりすぎて、これを身に着けて車 椅子に座っている事はほぼ不可能!


私たちのテ-ブル担当のウエイター
エスティヴァン