上原 寛一郎 さん

クリスマスの写真を撮り続けて13年!!

欧米のクリスマスはキリスト教の伝統的な行事として人々の心に根付いています。
クリスマスシーズンは11月の待降節第一主日(26日に一番近い日曜日)から6週間に及び、街は華や かになり人々でごったがえします。
ヨーロッパではドイツを中心に歴史的なクリスマスマーケットが各都市で開催されます。
パリやロンドンでは街路樹に光が入り、街はイルミネーションで溢れかえります。
アメリカではニューヨークのロックフェラー・センターの巨大なツリーの点灯がクリスマスの始まりを告げ ます。各デパートのウィンドウディスプレーも一段と華やかになり、人々の目を楽しませてくれます。
南半球オーストラリアでは、もちろん真夏のクリスマスを迎えます。

1994年から13年間、世界一周6回、北アメリカ横断2回、ヨーロッパ一周5回世界18ヶ国51都市(延 べ230日間)のクリスマスを迎える都市の風景、人々の表情をとらえました。
商環境プロデューサーとして百貨店、専門店の店舗デザインやディスプレイの仕事を長年続ける傍ら で、クリスマスに魅せられ、世界中のクリスマスを撮り続けております。

1998年の大丸神戸店を皮切りに伊勢丹府中店、函館クリスマススクエア、三越星ヶ丘店、富士フォト サロン(東京、大阪、札幌)、ホテルなどで写真展を毎年開催しております。今年もこの春オープンした 六本木の東京ミッドタウンにあるフジフイルムスクエア 1Fギャラリー「PHOTO IS」他3ヵ所でクリスマ ス写真展を開催致します。
                         2007 年11月    上原 寛一郎
      

   

  

2007年度 上原寛一郎 写真展企画一覧



■ 「物語のあるクリスマス」~世界の街角 出会いの旅~ ■
2007年11月30日(金)〜12月26日(水)  11:00〜20:00
 約130点
 FUJIFILM SQUARE(フジフイルム スクエア)1F ギャラリー「PHOTO IS」
〒107-0052 東京都港区赤坂9丁目7番3号(東京ミッドタウン)
TEL 03-6271-3350
 http://fujifilmsquare.jp

・この春六本木にオープンした東京ミッドタウンにある、フジフイルム本社
1階展示ギャラリーでの企画展。
写真と物語と音楽、映像で世界のクリスマスを楽しんで頂くひと味違う大 型の企画。会期中7〜8万人の来場者が予想されます。



■  2007タカシマヤクリスマス「世界のクリスマス展」 ■

2007年11月28日(水)〜12月25日(火)  10:00〜20:00
約100点
JR 名古屋高島屋 ローズパティオ(レストスペース)4F・5F・7F・9F
〒450-6001 名古屋市中村区名駅1丁目1番4号
TEL 052-566-1101
 http://www.jr-takashimaya.co.jp

・タカシマヤ各フロアーにあるローズパティオ(レストスペース)4F・5F・7F・ 9Fで都市別のクリスマスシーンと、そこに暮らす人々の笑顔やメッセージ 等を演出、展示いたします。



■  「 世界の街角からメリークリスマス」 ■

2007年12月4日(火)〜12月25日(火)  10:00〜16:30
約40点
青梅の酒蔵“澤乃井今だけギャラリー”
〒198-0172 東京都青梅市沢井2−770
TEL 0428-78-8210
 http://www.sawanoi-sake.com

・東京・奥多摩の地酒蔵、小澤酒造が運営する澤乃井園敷地内のギャラ リーでの企画展多摩川上流のせせらぎに中、酒蔵見学、きき酒、食事所 にいらした方々にご覧頂きます。



 ■  Xnas Graffiti 世界の街角からメリークリスマス ■

2007月11月12日(月)〜12月20日(木)  9:00〜16:00
約30点
芦屋ギャラリー・カフェ”LEAF”
〒659-0051 兵庫県芦屋市呉川町17−2
TEL 0797-22-9039

・ギャラリー・カフェでお茶を楽しみながら、小さな額装の写真をご覧頂く展 示です。




  







  

八木研吉さんよりのレポート

上原さんと佐々木さん
みなさまのおかげで、クリスマス写真 展オープンしました。
オープンした週末は1日約 2,100人の 来場者がありうれしいスタートとなりま した。

また、オープンの日、佐々木博司君 (毎日映画社)が会場とオープニング パーティーを撮影してくれました。

12月26日(水)まで開催しておりま す。みなさま、お待ち申し上げます。
     上 原
昨日12/2(日)
上原寛一郎 物語のあるクリスマス(東京ミッドタウン)に行ってきました。
若いカップル、老夫婦、家族連れ、一人暮らしのOL(たぶん)などで賑わっていま した。
 
「写真は自分を写すもの」と言われてますが、全ての写真に上原君の純粋な人柄 が透写されていて、【感動もの】でした。

上原君が旅先で買い集めたクリスマス人形などのグッズも数多く展示されてそれ も興味深いものでした。私は「仕事を終えたサンタがドアマンに挨拶をしている後 姿、ニューヨークにて」が気に入って、それのクリスマスカードを買い求めました。
210円。

奥のコーナーでは大スクリーンの動画もあって人気を博していました。
この動画は静止画に音楽を入れたり、雪を降らせたりして動画化したものでした。

別企画で、100年前に製作されたアンティークオルゴールの演奏もあり、其処も黒 山の人だかりになっていました。

高校時代は、私と熊丸君は写真部でした。
酢のにおいのする暗室で赤いランプの基で現像していた頃を思い出しました。

 写真展風景 



  打ち上げ  

12月26日上原君の写真展打ち上げ会を六本木の八木君のお勧め店[春夏秋冬]で行ないました。

16:00頃写真展の有る会場に着くと、上原君は雑誌社?の取材を受けており、終わるまで待つ事に。
展内は撮影禁止になっていたのですが、ガードマンの隙を見て参加者で記念撮影。
19:00より、佐々木君がビデオ撮影したオープニングパーティーの模様をノートパソコンにて皆で観賞し ながら飲み会が始まりました。さすがにプロの撮った映像はすばらしい物でした。

20:00過ぎに主役の上原君が到着して改めて乾杯!!!
二時間の制限だったのが気が付けば23:00?それでもお店の人は何も言わないし、食べ物も美味しく て、安くて申し分のない、気分良く過ごせるお店でした。☆☆☆☆☆



長崎新聞に掲載された上原さん  

長崎新聞 「ふるさと考 県人山河」に上原寛一郎さんのクリスマス展の記事が掲載されました。(2008 年1月28日6面)
長崎新聞社の了解を得てその記事部分を掲載させていただきます。

商環境プロデューッサー
上原寛一郎さん
=長崎市出身

デザイナー、プロデューサーとして大型店舗などの企画・設計に 長く携わる傍ら、世界各地のクリスマスの風景をカメラで追い続け てきた。昨年末には東京・六本木の「東京ミッドタウン」にあるフジ フイルムスクエアで作品展「物語のあるクリスマス」を開催。昨年オ ープンしたばかりの東京の新名所の"ファーストクリスマス"に彩り を添えた〉

−商環境プロデューサーとは。
 一言で言えば、商品やブランドをどう見せ、どう売るか−を企画 し、提案する仕事。百貨店や専門店、ショッピングセンターなどの ディスプレーや店舗デザインなどを手掛けてきた。会社に所属して いることが必ずしも必要な仕事でもないので、定年を迎える少し前 の昨年一月、独立して個人事務所をおこした。

−世界のクリスマスを撮り始めたきっかけは。
 記録や資料集めの意味から、写真とデザインは切り離せない関 係にある。クリスマスの時期は、デコレーションやイルミネーション で街が一番華やかに彩られる季節。お店にとっても書き入れ時 だ。世界中のクリスマスを自分の目で見よう、やるなら徹底的にや ろう、と考え、世界一周6回、北米横断2回、欧州一周5回と、14 年間で、18力国、51都市を回った。
−作品展を開いた感想を。
 それぞれの街にそれぞれの過ごし 方があることを分かってもら えたと 思う。宗数的な意味が大きいヨーロッパのクリスマスはや はり伝統的なスタイルだし、神棚と仏壇とクリスマスツリーが同居 している日本のクリスマスは逆に、とても華やかで自由だ。南半球 のクリスマスは真夏にやってくる。サンタクロースもTシヤツ姿だ。
 構図やライティングのクオリティーを追求するだけでなく、いろいろ 駆けずり回りながら、目に入る風景や人々をどんどん撮った。だか ら「ああ、きれいだな」という写真ばかりではないかもしれないが、 クリスマスを迎える土地の喜びとか、臨場感のようなものは伝わっ たかな、と思う。会期中の週末やクリスマスイブには会場がぎっし り埋まった。見てくれた人に「あ、ここ行ったことある」とか「行って みたいね」などと会話の材料を提供できたことがうれしい。他の写 真展に比べ、会場に足を止めてくれる時間も長かったようだ。

‐ふるさとへの思いを
 独特の歴史と文化がある街なのだが、「開発」とか「発展」という 形で、実はその魅力を失ってしまってはいないか、と考えることが ある。大浦天主堂のそぱに、天主堂を模した形の土産物店があっ たりして・・・。きちんとしたグラウンドデザインを持っていないと、街 の魅力はどんどん崩れてしまう。
 九州の西の端で、確かに「遠い街」なのだが、「遠さ」から生まれ る魅力もあるはずだ。守るべきものをきちんと守る、そんな視点を 大切にしてほしい。
(東京支社)


  



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