同窓会さるく下見
池田 文夫 さん
 
  



2013年11月8日、とーく会は同窓会を長崎市で開催します。
同窓会に先立って、昼間「長崎さるく」をやることになりました。
幹事の池田文夫さんは、その写真撮影をかってでられたのです が、日ごろの運動不足もあり、3時間近くウォーキングすることに ちょっと不安があり、さるくガイドの島崎美知子さんとともにリハー サルに出かけることになりました。
※以下池田さんよりのリポートです。




 同窓会の懇親会の前に”さるく”をという企画がまとまり、ボランティアガ イドをしている同窓生の島崎美知子さ んがガイドをしてくれるという。

参加人数は今のところ15人程度。
そこで私、池田文夫と島崎さんがさる くの下見を10月13日(土)にやって きた。


受付風景(大分県より参加のカップル)

 島崎さんと回ったのは「東山手の"異国"散歩〜オランダ坂と洋館めぐり〜」。

ガイドは島崎さんでなく、鈴木洋一さん。島崎さんは今日は一般参 加をした。

ほかに大分県から来たカップルの2人で出島にあるさるく事務所に 集合。

参加費の500円を支払い出発。島崎さんによると、本当は旧香港 上海銀行が通さるくの出発地点だが、工事中とあって変更となって いるという







※このさるくに参加された大分のカップルの方には、当ホームペー ジ掲載の許可を得ています。
又、とーく会さるくのコースと全く同じではありません。

出島

バトミントン伝来の地

ミニ出島で記念撮影

 鈴木さんは出島を少し説明。バトミントン伝来の地や2年後に完成するという表門の所や、出島対岸石垣を説明して、ミニ出島 で記念撮影。

その後、路面電車で築町から大浦海岸通りまで乗って旧長崎英 国領事館(国指定重要文化財)へ。


領事館は外国人が住んで仕事してるところはレンガ造りで日本人 従業員の居場所は木造となっていることの説明を受けた。

またレンガ造りも長いレンガと短いレンガを一段ずつ違って造って いるという。またレンガの積み方にもイギリス式やフランス式とレン ガの横、縦と組み合わせ方があると説明を受けた。

少し前までは野口弥太郎美術館などに使用していたが、現在は 古くなり使っていない。

また領事館の小径(こみち)などを通り、オランダ坂方面へ。

領事館の小径(こみち)



@オランダ坂
 オランダ坂の入口には大浦東山手居留地跡の石碑を見て、オランダ坂を登った。

小雨が降っていたら情緒があると思ったら、 鈴木さんは「長崎は今日も雨だった」がデビュ ー曲のクールファイブの古い写真を見せて、こ こでデビューの気勢を上げたというエピソード も説明。

ここには観光客も結構多かった。







A東山手甲十三番館
 次に東山手甲十三番館(国登録有形文化財)の洋風木造建築を見た。

パンフレットによると、1894(明治27)年に 建設。昭和初期にはフランス領事館として使 用されていた。

パンフレットには観光案内、、旧居留地関連 資料のほか、喫茶も楽しめるとあり、「長崎の 風」というNPO法人がガイドとして常駐し案内 などをしている。

また奥の方では飲み物などの注文を受け、 テーブルでゆっくりお茶が楽しめる。冷水は 無料で飲めルことができ、今度の同窓会では ここがゴールとなっている。





←とーく会さるくではここでティ-タイムです。
カステラとお茶で疲れを取っていただきます。



B活水学院
 この後、長崎人なら誰でも知っている水学院の構内へ。

1879(明治12)年、設立。日本の女学校の 草分け。活水の名の由来は使徒ヨハネによ る福音書4章14節に記された「活ける水」に 由来しているという。

個人的にはチャペルに入りたかったが、中庭 から見ただけ。

しかし大学としてはキャンパスが狭いな(同 窓生の中には卒業生も多いかもしれない、失 礼)。

鈴木さんは、頭のよいお嬢さんが行く学校と 説明していた。






C十人町
 次は十人町と書いてあるところへ。唐人屋敷があり、10人の見張りがいたのが町名 の由来と説明してもらった。

この辺に鎮西学院の碑があり、プッチーニの オペラ「蝶々夫人」は第5代校長のコレルの 夫人が弟のルーサー・ロングに伝えた話をも とに書かれたという。

蝶々夫人のオペラは三浦環が有名。グラバ ー園に超美人の像があるが、鈴木さんが見 せた三浦環の実際の写真は太っていて見ら れたものではない。


⇒上記写真を拡大したところ



D英国聖公会会堂碑
 それから英国聖公会会堂碑を見学。

1862(文久2)年、大浦天主堂が建つ3年前に建てられた日本初のプロテスタント教会跡と いう。

外国人がこの教会へ礼拝に行く際、通った道を「オランダ坂」と呼ぶようになったという。
西洋人は当時、日本人には、みんなオランダ人と思われていた。



E東山手洋風住宅群
 海星学園の下を通り、オランダ溝と呼ばれる三角溝を見て洋館群へ。

東山手洋風住宅群7棟(市指定有形文化財) で明治20年代後半にごろ、外国人向けの賃 貸住宅として建てられた。

貴重な東山手を特徴づける住宅群で、現在 は東山手地区町並み保存センター、古写真 資料館、埋蔵資料館、国際交流の場・ワール ドフーズレストラン東山手「地球館」などとして 活用している。

地球館では世界70か国の料理を出すそう で、洋館の前にその日の料理の国の国旗を 出している。

この日、空いていたのは地球館だけで、観光 客らがその日の料理に舌鼓を打っていた。






世界70ヶ国の料理を出している「地球館」

三角溝


F孔子廟・中国歴代博物館
 最後に孔子廟・中国歴代博物館を外から見て解散。

鈴木さん、ガイド有難うございました。ちょうど 2時間で少し暑かったが、よい運動だった。

それに洋館群を見て、久しぶりにエキゾティッ クな気分に浸った。





  



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