池田文夫さん（パソコン学校）

学割が使えます！

池田　文夫さん

職業訓練校にて
一番年長なんだそうです

2011年3月に長崎新聞社を退職された池田文夫さん、ハローワークよりの再就職支援職業訓練で、昨年はエクセルとワードの試験に挑戦、管理人宅でも特訓を重ねました。
その後、どうされたかなあと思っていたら、また写真の勉強をしに職業訓練に通っていらっしゃるそうです。
以下、池田さんご本人の文章と、池田さん撮影の写真です。

　昨年(2011年）３月に約４０年勤めた長崎新聞社を退職。趣味はプロ野球観戦〔西武ファン〕とＤＶＤ〔映画〕、映画鑑賞、それにギャンブルと酒だけ。なにも取柄特技はなく、ハローワークにに行っても、職はなし。

自宅にいて映画のＤＶＤを見ているだけでは、女房殿から「旦那に３食作るのは面倒くさい」と煙たがれ、そこでハローワークに行って昨年９月から１２月まで、無料の職業訓練（ＯＡオフィスワーク科）を受け、秘書検定、労働法、パソコン（ワード、エクセル）などを勉強したが、何しろアナログ人間。エクセルは三浦さんの特訓を受けても、認知症気味の頭ではすぐ忘れ、ものにならなかった。

暇を持て余し、またハローワークに行ったら求職者支援講座「写真撮影・アルバム編集科」というのがあるではないか。現役時代、一眼レフカメラを記者カメとして使っていたし、これなら「ついていける」と思い、受験したら、合格。、３月から９月までの予定で、長崎駅前のＯＫ写真場主催で筑後町の長崎県教育文化会館の３階（冷暖房なし）で受けることにした。
授業は原則月曜から金曜の朝９時半から４時２０分まで。内容は写真撮影実技（マニュアル）、パソコンによる写真加工実技、写真科学の基礎知識、社会人常識など。

生徒は１０人（うち女性２人）、年齢は２９歳から最高齢の私６３歳。このうち４人はＭＡＣ派。

写真撮影実技の講師はプロのカメラマン。これは何とかついていっている。

３月２７日に一日かけて、あぐりの丘で撮影会。私は１８０枚ほど撮ったがプロは１時間で軽く１００枚は撮るとか。枚数的には私は下の方だった。
これを２９日に１人１０枚選んで講師のアドバイスと生徒たちが批評。私は下から３番目と思っていたら、自己評価では下から２番目。私より下手は１人だけといったところ。何しろデジタル世代の感覚には舌を巻くばかり。中には同じシチュエーションで講師よりうまいのもあった。

写真加工の講師もプロのイラストレーター。フォトショップエレメントやインストラクターのソフトを使っての授業。ネームプレートとカレンダーを作成をしている。フォトショップエレメントは参考書が用意されているから、参考書を見ながら、加工。ピントがぼけていなかったら、鮮度、彩度がどのようにもなることが分かった。しかしインストラクターのソフトは参考書はなし。講師の説明を何度聞いてもちんぷんかんぷん。ただ講師の先生がやさしくて、何度でも説明してくれるので助かっている。

イラストなどしたことがなく、これはＭＡＣ派の人は「面白い」と言って挑戦しているが、私はシンプルイズベスト。みんなから笑われている。

後は眠いばかりの授業。写真科学と言っても高校の化学の先生が来て、写真技能士の検定の過去問の勉強。質問しても先生は「写真は素人」と言い「丸暗記しなさい」。授業の半分は化学の話。これにはみんなあきれている。

一番面倒なのは、国のお金で無料講座を受けているから、月１回、ハローワークの職業相談員と面接しなけれならないこと。これが非常にヤゼカこと。

しかし半年間、講座を頑張り、暇つぶしで小遣い程度でも稼げればと思っている。