長野孝道さん(マンドリン）

マンドリン演奏

長野　孝道　さん

諫早文化会館ホールにおいて「夢コンサートin諫早」が開催されました。これは「長崎マンドリンクラブＯＢ＆ＯＧ会」の主催によるもので、長野孝道さんはそのために東京から参加されました。コンサートは4部に分かれており、第1部と第4部でＯＢ＆ＯＧ会が演奏されました。
とても美しい音色にもかかわらず迫力のある演奏を楽しませていただきました。（2006年11月4日）

高校時代はどのようなクラブに入っていたのですか？

実は、中学卒業間際になって、父が大阪へ転勤となり、急遽、引越し先の伊丹市の高校を受験せざるを得なくなりました。

県立伊丹高校ではギター部に入っていました。その後、再度転勤で長崎へ帰ってきて、２年の２学期から西高へ転入したわけですが、クラブ活動はしませんでした。後で、熊丸君に聴くとギター同好会があったそうですが、知らなかったんですね。

大学でマンドリン部に入ったきっかけは何ですか？

オリエンテーションで経済学部のマンドリンクラブと全学のマンドリンクラブの演奏を聴いて、マンドリンの音色に惹かれました。

全学の方を選んだのは、当然ながら女性部員がいたからです。

入ってしまってから、経済マンドリンクラブのほうが短大の女性との交流が多いことを知りました。

社会人になられてからもずっと練習とか演奏活動を続けていらしたのですか？

どこかのサークルとか団体に所属されているのですか？

それはどのような頻度で集まって練習されているのですか？

本格的に再開したのは、８年くらい前からです。

５０才も過ぎて、またギターの練習でもしようかなと思っていたとき長大マンドリンクラブ時代の先輩に誘われました。

その先輩も経済マンドリンクラブOBが中心に４短大のOGと一緒に立ち上げた「長崎マンドリンOB・OG会」に誘われて、合奏練習に参加し始めたところだったようです。

今回の諫早コンサートも「長崎マンドリンOB・OG会」が主催しています。普段は、４支部（東京・大阪・福岡・長崎）に分かれてそれぞれの事情に合わせて練習しています。東京は、月２回（土曜か日曜）のペースで練習しています。コンサート直前になると月３～４回にして集中練習をすることになります。

このようなＯＢ＆ＯＧのコンサートをやる時、全国に散らばっているメンバーがどのようにして練習するのですか？

主催する支部の方で先行して事前練習を開始しますので、参考演奏のテープやCDを作って楽譜と一緒に各支部に配布します。

各支部毎に合奏練習をしますし、個人練習も参考CDを聴きながらやることになります。

今回の場合はひと月前くらいに福岡支部から指揮者を含めて各パートリーダーが上京し、全員で合奏練習をやっています。

いろんな場所でこのようなコンサートをされていると伺っていますが、長野さんにとって東京からわざわざ長崎まできて参加するその原動力はなんですか？

今までも、東京・大阪・神戸・福岡・宮崎、その他に集まる合同演奏会（夢コンサート）には、私に限らず主催支部以外から大勢の人が参加します。

その原動力は、お互いの音を聴きながらひとつの曲を作っていく合奏の楽しみとステージに上がった時の緊張感、コンサートが終わったときのお互いにお疲れ様！と言うときの笑顔を見ることでしょうか。

その他の趣味はなんでしょうか？
	月２、３回の水泳くらいですね。囲碁もやってみたいと思いながら、中々続きません。あとは、愛犬との散歩？これは趣味ではないか。

リタイアしてからの人生設計はどのようにされるのですか？ふるさとに帰ってこられますか?
	まだ決まっていません。どこに住んでいても長崎にはたまに帰って来たいですね。

久しぶりに帰省して

コンサートの次の日、時間ができたので、「長崎歴史文化博物館」に行ってみました。

両親と一緒だったので、小一時間くらいで済ませましたが、とてもよく工夫された展示で関心しました。

改めて、日本の歴史の中での長崎の重みを感じました。

今、世界史を履修し損ねている高校生がいるようですが、日本と世界の歴史関係を知らずに社会人になったら不幸なことだと思います。

第２部「諫早高校ギターマンドリン部」の若々しい演奏です。
ＯＢ＆ＯＧとの違いが分かりますか？
譜面台がありませんよね。すべて暗譜しているのです。
創部、満４０年で総勢５１名のマンモスクラブだそうです。

ＯＢ＆ＯＧの演奏。出演者約８０名です。　　　　　　　　　